モリモリ、開発、マーケティングスタッフの皆さん、そしてブレイブルーを支えてくださったファンの皆様、
ブレイブルーシリーズ10周年おめでとうございます。
皆様のお力添えあってこの記念すべき瞬間を迎えることができたこと、お喜び申し上げます。
僕は作曲の担当ですが、ブレイブルーの制作ではモノ造りに対する非常に多くのことを学ばせていただきました。
これまでロック一筋で作曲をしてきたことに対し、
この作品においては非常にバラエティ豊かな発想を求められたからです。
自分の引き出しに無いものを必死で模索することは、作曲の枠を超えて豊かな学びを得ることに繋がりました。
何に手を伸ばせば、何が手に入るのか。あるいはどんな視野が開けるのか。
何を諦めなければならないのか、今の自分はどこに居るのか。
こうした経験が、僕自身のゲーム制作にも大きな影響を与えています。
また一方で正直な話をすると、
ギルティギアの制作とブレイブルーの作曲スケジュールが重なる時は非常に忙しくなります。
「誰か代わってください」と思うことも少なくありません。
しかし今後、ブレイブルーとファンの皆さんが再び新たな出会いを果たす時、
僕もその端っこには是非参加させて欲しいと願っております。
10周年はおめでたいことですが、ブレイブルーの更なる10年に皆様と一緒に期待を膨らませたいと思います。
アークシステムワークス株式会社
コンポーザー
石渡太輔