れぼろぐ

2012/2/22ぶるれぼ店舗予選 第4週1日目
KO-HATSU 編

ぶるれぼ店舗予選も、中盤の第4週に突入。
先週の大阪ミナミに引き続き、今週はキタの――
KO-HATSUさんに突撃しました~。

KO-HATSUさんは、ビデオゲームを主力とした格闘ゲーム虎の穴的なゲームセンターです。
お店の中には『BLAZBLUE』の対戦台が3セット稼働し、猛者達がひしめき合っていました。
この雰囲気、ただならぬ感じですね!

KO-HATSUさんではウェブ上での事前エントリーのみの受付でしたが、
それにも関わらず14チームの参加となりました。
皆さんのやる気にはパチも脱帽です!

大会は通常のトーナメント形式で行われました。
トーナメント表はこんな感じです。

また、当日はUSTREAMでライブ配信も。
ちなみに現地の模様はこんな感じ。

プレイヤーとギャラリーの距離はほぼゼロ!
言い知れぬプレッシャーが漂う中、試合は進んでいきますが、そんなプレッシャーも何のその。
逆に、プレイヤーやギャラリーを唸らせるプレイの数々が飛び出します。
流石にぶるれぼも店舗予選も中盤に差し掛かったせいか、
参加者の皆さんも、大会独特のプレッシャーに慣れてきた様子です。

そんな中、ベスト4まで勝ち上がってきたのは、以下の4チーム。

Real-Name Play 金山(タオカカ)、鎌田(ラムダ)
フェンリっちーむリベンジ! イワシ(ラグナ)、フェンリっち(ジン)、明日はまどマギ展だよ!全員集合!(ラムダ)
下がれ、全て社長が倒す。 きむち@銀河(アラクネ)、かず@銀河(プラチナ)、ユーマ@銀河(ラムダ)
俺、今怒ってるからな!! 拙者でんねん(バング)、ラッキー@ワタライズ勢(ラグナ)、Jäger(レイチェル)

なお、ベスト4の試合は、KO-HATSUさんのUSTREAMに アーカイブが残っているので、
それと合わせてご覧頂けると、大会の雰囲気もより味わえると思います。

準決勝第1試合は、Real-Name Play vsフェンリっちーむリベンジ! の対決。
先鋒戦は、金山(タオカカ)選手vs明日はまどマギ展だよ!全員集合!(ラムダ)選手の試合という、
ラムダにとって、少々手厳しい組み合わせとなりました。
金山選手は素早さを活かして果敢に接近戦を挑み、危なげなく勝利します。
これはReal-Name Playの作戦勝ちといったところ。

続く先鋒-中堅戦では、フェンリっち(ジン)選手が登場。
ジャンプCや空中C氷翔剣で弾幕を張り、ダンシングエッジを出させないように立ち回るが、
金山選手はCネコ魔球(ボーリング玉)を盾に優位に立ちまわる。これが機能し、先鋒-中堅戦も金山選手の勝利。

フェンリっちーむリベンジ!、残るは大将のイワシ(ラグナ)選手。
この状況なら慎重に動いてしまうのが常ですが、イワシ選手は勢いが違いました。
1ラウンド目は相手の虚を突き、強気に→+Bをくり出して一気に先取。
続く2ラウンド目も、ガントレットハーデスやインフェルノディバイダーを、反撃を恐れず強気にくり出していく。
これが徐々に金山選手を心理的に揺さぶる結果となり、イワシ選手が空中投げを決めたあと、
金山選手が出してはいけないタイミングでの緑ブレイクバースト2連発。
これが決め手となり、イワシ選手が勝利しました。

その後、勝負の行方はイワシ選手と鎌田(ラムダ)選手の大将戦に縺れ込みましたが、
勢いに乗ったイワシ選手の流れを止められず、あっという間に2ラウンド連取。
フェンリっちーむリベンジ! の勝利となりました。

惜しくも敗れたReal-Name Playは、3人目が急きょ出場できなくなったものの、
2人の実力は本物であることを証明していました。
3人が揃った日には、予選の優勝候補として数えられるのは間違いないでしょう。
※第5週の滋賀県 アミューズメントスペースガオラ予選にて予選突破したそうです。おめでとうございます!

そして、大会の怖さが現れた瞬間。
こういった明暗も大会の醍醐味ですね。
左はイワシ選手が勝利を収めた瞬間、右はReal-Name Playです。

続く準決勝2試合目は、俺、今怒ってるからな!! vs下がれ、全て社長が倒す。の対決。
個人的には、本店舗予選のベストバウトだったと思われる試合です。

先鋒戦は、ラッキー@ワタライズ勢(ラグナ)選手vsかず@銀河(プラチナ)選手。
1ラウンド目、かず@銀河選手のプラチナは最初にまじかるバット(無敵技)を装備。
バットでのカウンターが機能し、1ラウンド目はプラチナが先取します。
続く2ラウンド目はラッキー選手がパーフェクトで取り返し、3ラウンド目もラッキーのペースで試合が進むも、
かず@銀河選手はガードを固めて、チャンスを伺う形に。
そして、残りタイム50秒を切った辺りから、流れがかず@銀河(プラチナ)選手に傾きはじめ、
まじかるにゃんこすぺしゃる(猫ハンマー)を装備しつつ逆転勝利に成功。

俺、今怒ってるからな!! の中堅は、拙者でんねん(バング)選手。
1ラウンド目は序盤でバングの攻撃が連続で決まり、かず@銀河選手のプラチナの体力は残り1割に。
だが、ここからプラチナが猛追し、両者の体力残り1割という状況まで盛り返します。
1ラウンド目は拙者でんねん選手が勝利したものの、流れはかず@銀河選手に傾き、2ラウンド目を取り返します。
最終ラウンドもかず@銀河選手が優勢でしたが、一瞬のミスに高火力連続技を決めた拙者でんねん選手の勝利。

下がれ、全て社長が倒す。の中堅は、きむち@銀河(アラクネ)選手。
拙者でんねん選手はアラクネの烙印状態中でもバングの機動力を活かして蟲召喚を上手く捌きつつ立ち回り、
両者1ラウンドずつ取り合ってファイナルラウンドに縺れ込む。
時間をめいっぱいに使った動きで烙印状態をさばきつつ立ちまわる拙者でんねん選手の作戦が機能し、
残りタイム15秒を切ったところで誰もが拙者でんねん選手の勝利を確信したところに、
アラクネのジャンプ→+A>y,トゥーダッシュ>ラピッドキャンセル>ジャンプC>fマルgが決まり、まさかの大逆転!
最後まで勝利を諦めなかった、きむち@銀河選手の状況判断が素晴らしかったです。

俺、今怒ってるからな!! の大将はJäger(レイチェル)選手。
立ち回りで優位に立てるレイチェルの強みを活かし、Jäger選手は落ち着いたプレイで烙印状態をいなしていく。
2ラウンドとも連取し、チームのキーマンとしての貫録を見せつけました。

そして、大将どうしの試合に突入。
下がれ、全て社長が倒す。の大将は、ユーマ@銀河(ラムダ)選手。
この緊張感溢れる大将戦を動画に収めましたので、こちらをどうぞ!


大会独特の流れをものともしないJäger選手の鉄の精神力が垣間見える試合でした。

そして迎えた決勝戦は、フェンリっちーむリベンジ! vs俺、今怒ってるからな!! の対決に。
こちらは全試合、動画を収録していますのでこちらをご覧ください!


というわけで、優勝は……

俺、今怒ってるからな!! 拙者でんねん(バング)、ラッキー@ワタライズ勢(ラグナ)、Jäger(レイチェル)

でした。おめでとうございます!

準決勝の山場を乗り越えた感覚でふっ切れたのか、動きが伸び伸びとしていた印象を受けました。
インタビューも動画収録していますので、併せてどうぞ。


KO-HATSUさんでのぶるれぼ店舗予選の取材で、特に印象に残ったのは、
ホームとしているゲームセンターへの愛着でした。
プレイヤーの「この店で勝ちたい!」という気持ちが、強さをより膨らませたのではないかと思います。

実際、自分がホームとしている店舗の予選を勝ち抜くというのはかなり難易度が高いです。
それをやってのけた俺、今怒ってるからな!! は感慨もひとしおだと思いますし、
ホームの仲間たちも喜んでいたのがとてもいい光景だなと思いました。
この時は今、怒ってなく、喜んでいましたが(笑)

さて、次は第4週2日目のG-stage飯塚編です。
諸般の事情で更新が少々遅れていますが、生温かく見守ってくださいね。

 

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